
省エネ(エネルギーを無駄にしない)と創エネ(エネルギーを自ら作り出す)を組み合わせてエネルギー消費量をゼロにするお家それがZEH住宅ですこのZEHに太陽の光や風の力などを特別な機械を使わずに、暮らしのエネルギーに利用していくことをパッシブと言いパッシブとZEHを組み合わせた、エネルギーゼロしかも自然の力で快適に過ごせる住まいをパッシブZEHと言います(おおばこうむてん)
10年以内に新築された方でも、実に4割の方が不満を持って生活している事になります。
現在でも、暑さ、寒さに対する不快感を抱いている方が多いと言えます。
交通事故は年々減少傾向にある中で、家庭内の死亡事故は増加傾向にあり、特に寒い時期の入浴中の死亡事故が多く発生しています。
その主な原因は、入浴時の急激な温度変化によって、血圧や脈拍が変動する「ヒートショック」が起こり、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などを引き起こしたものと考えられています。
スーパーウォールの家は、冬でも脱衣室やトイレでも居室との温度差が少ないため、突然死のリスクと言えるヒートショックにも安心。
家中暖かな住まいが、ご家族の健康をしっかりと守ります。
温度差による血圧変動
寒い時期に多い入浴中の死亡事故
パッシブデザインとは特別な機械装置を使わずに、建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し、快適な室内環境をつくりだす手法のことです。太陽の光、熱、そして風といった「自然エネルギー」を利用して、快適な住まいづくりを行う。自然のエネルギーを利用することで、住んでいる人は快適にまた、地球環境に負荷をかけることもない理想の住まいなのです。



パッシブデザインでより重要なことが6つの項目のバランスです。
地域によってそれぞれの重要性や求められるレベルは変わります。また敷地条件によってもこれらのバランスは変わってきます。
断熱性を高めるだけの家づくりは簡単ですが、高断熱にすると夏暑くなることを理解して、日射遮蔽や自然風利用を考えどのように設置・配置するのか計画を建てていくべきです。
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1、断熱
断熱とはその言葉通り、熱を遮断し伝わりにくくすることです。
しかし、断熱だけでは冬は暖かいけど夏は暑い家になってしまいます。
断熱をしっかりとデザインすることで、冬は暖かく、夏は涼しい1年中、四季を通して快適に過ごせるようになるのです。
当社の仕様は国の基準より33%熱を伝えにくいことになります。
2、気密性能
建物の隙間を表した単位をC値といいます。この数値が小さいほど隙間が少なく熱が逃げなくなります。
当社標準仕様は一般住宅より84%隙間が少なく熱が逃げにくい事になります。
住まいの気密性が低いと水がどんどん漏れる下の水槽のように暮らしのエネルギーの無駄が多く光熱費が多くなります。
気密検査
第三者機関の測定器にかけることで正確で公正な数値が測れます。
換気
気密性を上げるだけでなく24時間換気をすることで、空気の入れ替えが出来て快適な住環境になります。
エココア90(熱換気システム)
外気の熱・湿度を室内温度に近づけて取り入れます
換気をしっかり行うことで、家中の空気を入替え、快適な室温・温度を保ち、洗浄フィルターによりホコリ・花粉をシャットアウトします。
3、日射遮蔽
「夏涼しく」を実現するためになにより重要なのがこの日射遮蔽です。
とくに、窓から入る日射を最大限に少なくすることがポイントで、このことにより冷房エネルギーを抑え、夏のエアコン代を削減することにつながります。
4、自然風利用
身体に風が当たると涼しいと感じますが、その効果を取り入れた手法です。また、建物の中にたまった熱を排出させる意味もあります。
自然風利用のポイントは「外気温が低い時に風を取り入れる」なので、真夏であれば夜間に行い、その前後の季節であれば日中も夜間も行うことが有効となります。
5、昼光利用
昼間に太陽光をそのまま光として利用し、照明器具に頼らず、室内を明るくすることを目的とします。居室にはできるだけ2面以上の採光が取れるように設計します。
また、1階南面から採光が難しい場合には吹抜けなどのプランも計画します。
地域に吹く風・太陽の角度を知る
大阪市の卓越風向データ(よく吹く風向き)
自然風利用・昼光利用
おおばこうむてんでは自然の力を最大限利用する工夫をしています。
昼間電気を付けない明るい家を造る事と、夏の日射を室内へ入れない工夫をする。
風を取り込む窓配置に工夫する。
その地域に吹く風の向きに配慮し風の入口と出口を設計する。
路地を流れる風をうまく取り込む。
6、日射熱利用暖房
冬場、断熱性と蓄熱性を一定以上に高めた建物において窓からたくさんの太陽熱を入れ蓄えられた熱を主に夜間に暖房として使う手法です。
「集熱」「断熱」「蓄熱」この3つのバランスをうまく整えられれば室温変動が小さくなり快適性が向上し、暖房エネルギーの削減につながります。
おおばこうむてんで実際に立て替えした計測です。
立て替え前1年間の水道光熱費
3階建て住宅夫婦+幼児1名
財布から出て行く1年の光熱費 25万7,828円
財布から出て行く35年間の光熱費 902万3,980円
ゼロエネルギー住宅1年間の光熱費
平成27年当社施行 3階建て住宅 夫婦+幼児2名
パッシブゼロエネルギーハウス 太陽光5.9kw
財布に入ってくる1年間の光熱費 4万8,728円
立て替え前との1年間の光熱費経済効果 30万6,556円
立て替え前との35年間の光熱費経済効果 1,072万9,460円
自分の資産にきちんとしたものを投資すれば、
永く住むことでお得に暮らすことができます。
日本における住宅の省エネ基準は、1980年に初めて設けられて以来、1992年、1999年に強化されてきました。特に1999年の改正は全面的な見直しをともなうもので「次世代省エネルギー基準」と呼ばれてきました。
そして、東日本大震災後、新たな基準として2013年に導入されたのが「改正省エネルギー基準」です。
これまでの基準は義務ではなく一つの目安でしたが、改正された省エネ基準は、2020年に全ての新築住宅を対象に義務化が予定されています。
※「低炭素社会に向けた住まいと住まい方」の推進方策について (経済産業省・国土交通省・環境省 平成24年7月)より